こんにちは
本日の症例ブログは腕から背中にかけての痛みについてです。
50代男性体格の良い方、庭仕事をしていて背中上部肩甲骨の際に強い痛み、その後右上腕にも痛みが出て、もうどうにもならず来院されました、しゃがんだ姿勢で前方に手を伸ばし鎌で草を刈る動作で痛めたようです。
夏も終わり庭の草取りや掃除をする方多いと思います。前回は道具を使うスポーツのことで書きましたが、掃除などで竹ぼうきでゴミを集めたり鎌で草を刈ったり道具を使った通常やらない動作は身体を痛めます。道具を使った動作は繰り返しの動きが多く、普段使わない筋を酷使します。
※特に気を付けてほしいのが窓掃除です。腕を伸ばしての左右の拭き動作はギックリ腰から腕の痛みまで様々な症状の原因になります。
触診、問診、動診にて
①腹部の強い緊張
②大胸筋、三角筋、上腕前部筋、腰方形筋、起立筋上部の硬結(TP)
③腕を前に出す際の背部の痛み
以上を踏まえ施術行いました。
まず腕を前に出すと背中が痛むことから身体の前部に原因があると考えます。腕の重量と長さで身体前面の筋が収縮しているために痛みが出ています。つまり背部の痛みは関連痛です。胸筋から横隔膜までを座位で緩めます。特に横隔膜は重要で上半身の痛みに大きく関わっています。横隔膜を押圧しながら身体を楽な方向に動かしていただき緩めていきます。 次に仰向けになっていただき両方の腕を緩めます。三角筋をを前後で把持し大胸筋の痛みと同時に緩めます。三角筋は緩みにくい筋と認識されていますがそうではありません大胸筋や腹部、肘部と同時に緩めると思いのほか簡単に緩みます。上腕2頭筋と交互に緩めると背中の痛みが消失しました。今日の施術はここで終了です。
草刈りや掃き掃除等の道具を使う作業で背中や腕に痛みが出た方、ぎっくり背中を繰り返されている方。
クラール鍼灸整骨院では筋膜リリース、鍼治療などを用いて辛さの改善に努めております。
姿勢指導が効果を発揮する方もいらっしゃいます。
※症例報告の内容については個別性がある事を考慮してお読みください。
全ての痛みが同じような経過をたどるわけではありません。
当院では、患者様それぞれの症状に対し、様々な治療法を用い、お辛さの改善のお手伝いをさせていただいております。
お身体の痛み・歪み等のお悩み、美容のお悩みなどございましたら、お気軽にご相談くださいませ(^^)/
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