こんにちは
本日の症例ブログは腰の痛みについてです。
側彎をお持ちの年配の女性が腰部の痛みで来院されています。
この方は以前から通われていて施術と本人の熱意で(運動を工夫して行い身体のバランスを自分で調整されています。頭が下がります)痛みは半減していました。
ただ痛みの戻りがありご本人的にもしっくりこないと訴えられていました。
初検では歩行が辛く足を着くと腰部に強い痛みが走っていました。
骨盤の調整と腰部の筋の調整で変化があり。骨盤ベルトも試していただいていました。
骨盤ベルトは側彎だけではなく脚長差のある方に有効です。長い方の足での接地のショックを軽減するためと思います。
前回の来院時に内臓の病気をいくつか抱えていることを細かくお聞きしました。
生まれつきの先天性の側弯ではなく高齢になってから背骨が曲がったと言われていたことから
内臓の緊張から脊椎が影響を受けたのではないかと考えました。その後転倒で腰を痛めたということです。
触診、問診、動診にて
肝、腎の不調からく来る脊椎起立筋の緊張があり痛みの戻りがあるのではないかと推測し施術を行いました。
仰向けになって腎、肝の反射区を使い脊椎周辺を緩めていきます。
心臓、腸管の反射も使います。内臓体壁反射だけではなくデルマトームの関連でも緩めていきます。特に太ももの前から側面にかけての硬さを取っていきます。
以前も書きましたが皮膚の反射で緩める手技は力をほとんど入れる必要がありません。患者と施術者両方に優しいのです。
直接腹壁を緩め終了です。反射と振動で緩める感覚です。
結果荷重の痛みが半減しました。
内臓が悪いから痛みの戻りがあったのだと断言はできません。しかし反射区を使った施術が効果を示す例は多くあります。
腰痛をお持ちでなかなか痛みの取れない方、治療院等に行かれても痛みが戻ってしまう方。
腰が痛いけれど腰を治療しても治らなかった方。
クラール鍼灸整骨院では筋膜リリース、鍼治療などを用いて辛さの改善に努めております。
姿勢指導が効果を発揮する方もいらっしゃいます。
※症例報告の内容については個別性がある事を考慮してお読みください。
全ての痛みが同じような経過をたどるわけではありません。
当院では、患者様それぞれの症状に対し、様々な治療法を用い、お辛さの改善のお手伝いをさせていただいております。
お身体の痛み・歪み等のお悩み、美容のお悩みなどございましたら、お気軽にご相談くださいませm(_ _)m
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